昨日、Googleから「Google Glass」の最新版が発表されました。
ちょっと前に少し話題になったGoogle Glassですが、今回の新モデルは一般向け販売はなく、法人向け販売だけのようです。
というか、そもそもこいつって何ができるのでしょうか?
実際に触ったことはありませんが(というか実機は高くて手が出ない)、ちょっと調べてみました。
Google Glassとは?
Google Glass(グーグル グラス、GLΛSS)とはGoogleがProject Glassという研究開発プロジェクトで開発しているヘッドマウントディスプレイ(HMD)方式の拡張現実ウェアラブルコンピュータである
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Glass
よくわからないので超意訳すると、
レンズがディスプレイになってるメガネ
うん、しっくりきますね。
Google Glassの機能(例)
写真・ビデオ撮影
メガネのフレームの部分にカメラが搭載されていて、写真や動画を撮影できるようになっています。
シャッターを切るときは、タッチパッド操作のほかに音声操作もできるようですね。
フリーハンドで写真撮影や動画撮影ができるのは使い勝手よさそうです。
Googleアプリケーション導入
Googleが開発しているデバイスなので、もちろんですがGoogleが開発しているアプリケーションが使えます。
具体的にはGoogleマップとかですね。
OSにはAndroidが採用されているらしく、サードパーティ製のアプリケーションもインストールできるようです。
地図をフリーハンドで見れるのは方向音痴の自分としてはかなりうれしい機能かもしれません。
ワード検索
Siriのようなものでしょうか?ちょっとよくわからない・・・
スマホのブラウジングのようなことは難しいらしいのですが、一応インターネット検索ができる機能はあるようです。
翻訳
精度高いのであれば欲しい(迫真)
とはいえ、リアルタイム翻訳とかではなく、テキスト翻訳を音声認識でできるようになるよーっていうだけの機能のようですが・・・
間違っていたらすいません・・・
メッセージ送信・受信
SMS送信?メッセージを音声で入力して送信できるとのこと。
また、メッセージを受信したらグラスに写すこともできます。
「メッセージきてたけど気づかんかったわー」っていうことがなくなりそうですね。
天気予報表示
うれしい・・・・うれしい?
まあ、レンズの端っこに常時映しておく感じのやつなんでしょうね。
調べた感じ、主要な機能は以上のようです。
まあ、サードパーティ製のアプリも使えるようなので、機能拡張は容易なのかもしれません。
Google Glassの使い方(例)
使い方、というよりは、このデバイスはこんな感じで使えるんじゃね?という勝手な想定です。
新モデルの販売を個人ではなく法人向けにしたことから、主に仕事の場面での使用方法を考えてみました。
というか、個人での使用には用途に限界があるとGoogle社も察したのでしょうね。
作業の遠隔指示
例えば、作業にあまり習熟していない人が作業をするときに、Google Glassを作業者に装着させて、映像をライブすることで、習熟者が作業者に遠隔指示するとこができるようになります。
また、作業手順をGoogle Glassのレンズに写しながら指示することも可能です。
これによって作業ミスを防ぐだけではなく、作業者の技術習得にも役立ちますね。
Google Glassを導入したいと考えている企業は、この使い方をメインに考えているのではないでしょうか。
また、録画しながら作業することによって後々の作業手順の改善や、トラブルが発生したときの原因究明にも役立ちますね。
ARを利用した社内見学対応
例えばお客さんやお偉いさん、就職活動で来た人などに社内の見学をしてもらうことがあるかもしれません。
案内者をつけて1つずつ説明していくのも良いと思いますが、AR技術を用いて見学してもらうとより一層理解が深まるのではないでしょうか。
また、大人数での見学などになると、どうしても案内者の説明が聞き取りにくかったり、実際の現場が良く見えなかったりすることがあると思います。
が、Google Glassを使うと、画面に実際に稼働している現場のムービーを流したり、音声でのガイダンスをしたりと、全員に均一な条件で見学をしてもらうことができます。
また、ARで見学用の道順を表示させるのも面白いかもしれません。
プレゼンのカンペ
重要なプレゼンがあったりすると、どんだけ内容を暗記したとしても緊張で忘れてしまうことがあると思います。
その結果十分に内容を伝えきれず、満足のいかないプレゼンになってしまった、ということも少なからずあるのではないでしょうか。
そのようなことを防ぐために、あらかじめGoogle Glassにテキストを保存しておいて、伝えなければいけない重要な部分を忘れないようにする、というような使い方もできそうです。
音声と連動させて、テキストを自動スクロールする、みたいなアプリがあればなお良いですね。
というわけで、いくつか利用場面を考えてみました。
フリーハンドで映像を撮影するだけであれば、ヘッドマウントカメラなんかでもできますから、Google Glassを最大限生かすのであれば、やはりレンズ型のディスプレイですよね。
Google Glass新モデルについて
さて、本題?です。
Googleから発表された新型Google Glassの性能や価格について触れておきたいと思います、
性能
- プロセッサは「Snapdragon XR1」採用(先代は「Snapdragon 710」)
- メモリ/ストレージは3GB/32GB(先代は2GB/16GB)
- カメラ解像度は800万画素(先代は500万画素)
- ネットワークは802.11acとBluetooth 5をサポート
- バッテリーは820mAh(先代は780mAh)
- 充電ポートがType-Cになり、急速充電に対応
全体的にスペックアップしている感じですね。
特にストレージの容量アップは、録画をメインの使い方に考えているのであればかなり嬉しいのではないでしょうか。
あと、カメラの性能アップも嬉しいですね。
他は正直よくわからんです・・・
価格
999ドルでの販売とのこと。
日本円にすると10万円超えてきますね・・・。
流石に「とりあえず買っとくかー」という感じに手が出るものではなさそうです。
一応会社の経理の人にねだってみましたが、
「は?仕事しろ」
と一蹴されてしまいました。
すいません。仕事しまーす。
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