カードゲーマーなら一度は絶対やったことのある行為。
「オリジナルカードの作成」
ですが、なんとAIを使って自動でMTGのオリジナルカードを作成してくれるサービスがありました。
それが Magic AI です。
今回はこのMagic AIの遊び方、使い方を紹介します。
Magic AI
Magic AIとは
世界で最初のトレーディングカードゲーム(TCG)である「マジック:ザ・ギャザリング」は全世界のプレイ人口が2000万人を超える人気ゲームです。元Apple社員でデータサイエンティストのマックス・ウールフ氏が公開している「Magic AI」は、そんなマジック:ザ・ギャザリングのカードを、非営利AI企業のOpenAIが開発した自然な文章を生成する言語モデル「GPT-2」を応用して自動生成してくれるサービスです。もちろんあくまで非公式ですが、名前やマナコストを打ち込むだけで、自分だけのカードを生成することが可能です。
https://gigazine.net/news/20190710-magic-ai/
元Apple社員が個人的に作成した無料サービスのようです。
言語処理学習モデル「GPT-2」を利用して効果を自動生成しているようです。
なるほど、面白そうですね。
使い方
まずはMagic AIのサイトにアクセスします。
するとこんな画面が出てくると思います。
左側にカード生成のための情報を入力する箇所があるので、それを埋めて「Generate a card」を押すだけです。
入力する情報は以下。
めっちゃ簡単ですね。
これで自動的にテキストが出力されて、オリジナルカードの画像が出力されます。
実際に作ってみた
Vatch {4} (uncommon)
Creature ~ Human (2/4)
At the beginning of each end step, if you gained 4 or more life this turn, create a 4/4 white angel creature token with flying and vigilance.
When you sacrifice a creature, Vatch deals 2 damage to any target.
MTGはやっていないのでこの効果が強いのか弱いのかは全く分かりませんが、なんかそれっぽい感じに出力されておりますね!
各エンドステップにそのターン4点ゲインしてると飛行警戒4/4天使を出すのと、クリーチャーをサクったときにどっかに2点を飛ばす能力かな?
ちなみに、実際に入力した値はこちらです。
流石に画像までは自動で出力してくれないので、自身で用意して画像編集ではめ込む感じになります。
エラーが出る場合
カードを作成しようとすると、「There was an error generating the text! Please try again!」というエラーが出ることがあります。
これはGoogleのCloud Runを介してテキスト生成APIを構築していることが原因で、Cloud Runの状態によってはこのAPIが失敗することがあるそうです。
その場合は少し待ってから遊んでみましょう。
まとめ
- MTGのオリカを自動生成するサービス「Magic AI」
- 最低限の情報を入れると勝手にカードを生成してくれる
- ただしエラーも多発する
Magic AIで出力されたカード縛りで対戦する、なんてことも面白そうですね!
コメント
[…] 昔ハマっていただけに、今でも時折マジック関連のニュースがあると飛びついてしまう。最近だとPC上で遊べるゲームも出たらしいし、MTG風カード生成サイトまで出来たらしい。 […]