6/22にリリースされた『FORBIDDEN』。
ポケモン剣盾の追加DLCがリリースされたり、有名バトロワの「APEX Legends」にどっぷりハマってしまったり。
中々ゼノンザードに費やす時間が少なくなってしまっているのですが、それでもかなりユニークなカードが多く収録されている今回の新弾。
夜中の3時ぐらいまで色々なデッキを試してみておりました。眠いです・・・
一番初めに作るデッキは紫か白に決めていたので、最初は白コントロールを考えていたのですがこれが結構な難易度。
諦めて紫を組み始めたのですが、その中でかなり面白いデッキが組めたので紹介いたします。
しかもレジェンドが2枚(汎用のみ)なので、めちゃくちゃ安く組めます。
さらにさらに、デッキの6割ぐらいが『FORBIDDEN』のカードで構成されていますので、今まで全く紫のカードを集めてなかった人も、新弾を多く集めれば簡単に組めるデッキになっています。
動きも単純明快なので完成度7割ぐらいですが公開したいと思います。
デッキ紹介
デッキレシピ
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デッキの23枚が新弾『FORBIDDEN』のカードで構成されています。
また、レジェンドも《放浪者ロロ》の2枚のみ。
その《放浪者ロロ》も、他の色のデッキでも十二分に使用される可能性のある汎用カードなので、入手しておいても腐りにくい。
というわけで、かなり財布に優しい構築となっております。
コンセプトは単純明快、墓地から手札に加えられる際に代わりに場に出るカードをふんだんに利用して、ゾンビと化した軍団でビードダウンするミッドレンジです。
墓地がリソースになるので息切れしにくく、また《ケイローン》を採用することで強力なリセットマジック《パンデミック》や、優秀な除去である《シャドーの第3魔法:デスボール》等を安く唱えることが可能。
《フェニックス》不採用により空いたデッキスペースをデッキ掘削と除去マジックに割けるようになったので、意外と防御面も悪くありません。
というより、常に相手にプレッシャーを与え続けることができるので、相手に後手後手を踏ませて攻撃させないようにすればフラッシュは不要という結論にたどり着いたのがこのデッキです。
使い方
使い方は単純明快。
《グレイブローバー》《プティ・ディアブル》をデッキから墓地に落として、各種墓地回収ギミックを使ってリアニメイトして殴るだけ!
上記2枚はDPが2あり、序盤から積極的にフォースを殴りに行けるのが強みです。
特に防御を《フェニックス》に頼っているデッキには、その墓地からの物量で一気に押し切れる展開が多いですね。
最短1ターン目にDP2のミニオンが出てくるのも恐怖です。
マリガンはできればエヴォーカーベースとBSベースを1枚ずつ確保したいところです。
エヴォーカーは《花嫁の亡霊》の起動条件、そしてカードバトラーは《シキツル》の起動条件となっているので、早いところ2枚ともベースに揃えたい。
特に《シキツル》は効果発動できるのとできないのではハンドアドバンテージにかなりの差が生まれてしまうので、安定して2ターン目には起動できるように。
また、序盤からデッキを掘っていって、1枚でも《グレイブローバー》《プティ・ディアブル》が落ちたら、MAXで効果を発動できなても《リターニング》で釣って良いです。
とにかく序盤からDP2の暴力で殴り続けましょう。
中盤からはコスト軽減で軽くなった《魔羯邪神シュタイン・ボルグ》を展開してさらに盤面にプレッシャーをかけつつフォースを攻撃していきましょう。
《フェニックス》や《ペガサス》等、残っていると厄介なフォースはこのタイミングで破壊したいところです。
また、《ケイローン》によって《シャドーの第3魔法:デスボール》まで5コストで唱えることができるので、隙を見て育てておくと良いですね。
終盤は相手の顔面へプレッシャーをかけて、一気にライフを詰める感じになります。
うまく動けていたら相手の対応は後手後手になっているはずなので盤面のミニオン数は有利を取れているはずです。
ので、チャンプアタック気味に攻撃を仕掛けていきましょう。
なおこの時点で《フェニックス》を破壊できていなければほぼ負けです。
どうしても物量で押すしかないデッキなので、捌かれると打開策が《パンデミック》しかありません。
《フェニックス》不採用なこともあり、相手ターンの動きを考える必要があまりないので、直感的に単純明快にプレイすることが可能です。
とはいえ、運に左右される幅はかなり大きいデッキとなっておりますが・・・。
ピックアップカード紹介
「菫の魔術師」スカル
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『FORBIDDEN』で追加された、マジックを手札に加えるエヴォーカーです。
単純に1枚で3枚のアドバンテージを稼いでいるだけではなく、《ケイローン》との相性が抜群に良いです。
このカードも第3魔法まで育つと無条件リアニメイトができるスグレモノ。
《魔羯邪神シュタイン・ボルグ》や《「死霊の子爵」オッドアイ》等をリアニさせると非常に厄介な壁となってくれるでしょう。
第2魔法も《プティ・ディアブル》なんかに使いつつフォースを割りにかかるのに非常に重宝します。
「暗黒の魔術師」シャドー
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もう1つ追加されたマジックを手札に加えるエヴォーカー。
こちらは除去に特化したマジックを手札に加えてくれるため、盤面で負けている場面でもなんとかしてくれることが多いカードです。
第1魔法が少し汎用性に欠ける印象ですが、第2、第3が非常に使いやすい。
隙を見て育てておきたいマジックカードです。
紫乃宮 まゐ
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このデッキでは非常に有用な効果である墓地送りギミック内蔵のベース。
さらにカードバトラーでもあるので《シキツル》の効果発動条件も満たします。
また、《魔羯邪神シュタイン・ボルグ》の第2効果を発動させるのに必要なコアを生成できる豪華なおまけつき。
できればコアはマナゾーンに1つは生成しておきたいところです。
シキツル
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おそらく紫が貰った新弾最強カード。
BSデッキには必須の性能であり、デーモンでスイッチできるので1枚で何枚ものアドバンテージを生成します。
カードバトラーがマナにいなくても、BSをマナゾーンに移動させれば効果発動できるので、手札でこのカードがダブっている場合は1枚マナに送っておくプレイングも場合によってはありです。
リターニング
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《グレイブローバー》《プティ・ディアブル》を墓地から回収することで、そのまま場に出すことができます。
最初期から存在するカードですが、最近になってデッキから墓地へ送る系のカードが増加したため、使いやすいカードになりました。
最速1ターン目にDP2で殴ることができるので、上振れるととんでもない速度で相手のライフを削ることができます。
一気に2体ミニオンが出るので、単純に【マナ軽減】とも相性が良いです。
グラシャハウンド / グレイブローバー / プティ・ディアブル
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墓地から這い出てくる三人衆。
特に《グレイブローバー》《プティ・ディアブル》はDP2なので、序盤に展開できれば一気にライフを詰めることも可能。
全員デーモンなので《シキツル》や《リターニング》との相性も良いです。
このあたりは枚数は日々調整が必要ですね。
魔羯邪神シュタイン・ボルグ
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新戦力。
【召喚時】【破壊時】と2回墓地回収できるので、墓地から召喚する系のカードと合わせるとかなりのアドバンテージを得ることができます。
また、横並びするこのデッキと【コスト軽減】の相性がよく、3~4コストぐらいで召喚できることもザラ。
また、コアを使うことで除去手段も持つことができるので、破壊されずに場に残り続けても役割を持つことができます。
どの場面でもアドバンテージを生み出せるこのデッキの核と言っても良いでしょう。
あとがき
リリースされたばかりの『FORBIDDEN』。
各色色々なデッキが試されておりますが、紫はこの墓地回収ギミックを利用したミッドレンジに可能性を見出しました。
他にも色々なデッキを試してみたいのですが、まずはカード資産をどうにかしないと・・・。
黄色とか面白そうなんですけどね・・・
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