発表当時から世間を騒がせていた《「思惑を砕く者」キスカ》ですが、リリース初日はやはりこのカードが大人気。
どんな盤面もひっくり返せる(のは言い過ぎだが)パワーがあるため、ランクマッチはほぼほぼ紫であふれかえっている状況です。
かく言う私も《「思惑を砕く者」キスカ》を使ったデッキを17時から速攻作って色々調整しながら回しておりました。
んで、一応現段階では納得のいくものができたので、公開しようと思います。
環境が変わったら都度都度調整していく感じ。
あ、ちなみにランクは45です。
レジェンドじゃないんかって?そんな時間ないんよ(社畜並感)
デッキ紹介
デッキレシピ
【ベース・ミニオン】
タナトスの守護者 * 2
【フィールド・ミニオン】
ポリン * 3
ラスカル・インプ * 3
酔いどれインプ * 2
スパイクトード * 2
シャドウハンド * 3
「天知」プラトーナ * 2
バンシー * 3
エレキタマス * 1
「思惑を砕く者」キスカ * 3
「死霊の子爵」オッドアイ * 3
「三頭の騎士」アリュシナシオン * 3
「憂鬱の魔王」ベールフェゴル * 3
【マジック】
リアニメート * 2
リインカーネーション * 2
フォースは《キマイラ》と《ウロボロス》。
色々なフォースを試してみましたが、結局これが一番安定しました。
《フェニックス》を採用していないため、フラッシュタイミングのマジックは最小限。
また、高コスト帯にかなり寄った構築になっているので、序盤の事故にはかなり気を使って調整しました。
使い方
マリガンは先攻後攻共に1コスト全力。(先行の場合は2コストキープしても良い)
1コストのキープに成功している場合は《「思惑を砕く者」キスカ》もキープしておきましょう。
序盤はちまちま相手のフォースを削りつつ、コスト通りの動きを心掛けること。
最速キスカを狙うためのベースの配置順は意識しておいてください。
また、《ラスカル・インプ》と《酔いどれインプ》、どっちかを場に残せる場合、序盤であれば《酔いどれインプ》を残したほうが強い状況が多かったです。
チャンプブロックで相手の《ウロボロス》やら《フェニックス》を割って、返しにキスカで一気に攻める、みたいな動きができたので・・・
先行であれば4ターン目、後攻であれば3ターン目に《「思惑を砕く者」キスカ》召喚を目指しましょう。
「相手が特に強い盤面でもないから、《「死霊の子爵」オッドアイ》とかめくれるとあんまり美味しくないし温存しよう」と感じるときもありますが、基本的には最速で出してしまって困ることはありません。
というか、《「憂鬱の魔王」ベールフェゴル》や《リインカーネーション》で使いまわせるので、むしろ積極的にトラッシュに置いておくほうが強いです。
終盤、盤面が硬直してしまった場合は、隙を見て《「三頭の騎士」アリュシナシオン》の後退時効果を利用。相手の盤面を弱くしておきましょう。
このカードのBPマイナス能力は永続効果なので、相手がベースに引っ込めない限りはマイナスされたまま。
盤面へ圧をかけることができます。
早いところ相手のフォースを全て割ってしまって、あとはなだれ込むように顔面を叩くだけ。
シンプルですがかなりパワフルなデッキとなっております。
あと、よくリーサルを見逃す・・・
ピックアップカード紹介
ポリン
先攻後攻共にこのカードでスタートできるのが理想。
1コストのミニオンをアドバンテージを失うことなく召喚できるので、積極的にドローを狙っていくこと。
まじでこのカード優秀すぎてなあ・・・
無色1コスト枠は《荒野の旅人》かコレの2択になってしまっているのが現状ですね。
スパイクトード
プチ《ミノタウロス》な効果を持っているので、序盤に攻め込まれているときや、終盤のチャンプアタックを防ぐときに重宝します。
トラッシュに落としておくと、フラッシュタイミングで《リアニメート》を使用することで相手の計算を狂わせることが可能。
不要になった際はベース移動するか踏めばいい。
BPが400なのも偉くて、相手の2/300/1のミニオンの攻撃を渋らせることができます。
2コスト渋滞を起こしたので2枚に減らしていますが、個人的には3枚フルで入れたいカード。
「天知」プラトーナ
マリガンするだけのカードですが、このデッキとかなり相性が良いため2枚採用。
手札でだぶついている《「死霊の子爵」オッドアイ》《「三頭の騎士」アリュシナシオン》等をデッキに戻せるので、《「思惑を砕く者」キスカ》の効果を最大限に発揮できるようになります。
また、単純に事故防止としても利用でき、序盤~中盤にかけてこのカードを頼ることが結構あります。
終盤は手札で腐っていることが多いですが・・・。
エレキタマス
現環境、とにかくBP200が並ぶことが多く、それらを一瞬で無に帰せるため1枚だけ採用。
1枚だけだと欲しいタイミングで引けないのでは?と思われるかもしれないが、《「思惑を砕く者」キスカ》の効果で墓地に落ちれば、《リアニメート》で釣ってこれたりします。
《「三頭の騎士」アリュシナシオン》から出てくるトークンや《ラスカル・インプ》《酔いどれインプ》を一掃するのがお仕事。
「思惑を砕く者」キスカ
リリース前から評価が高かったが、蓋を開けてみるとやっぱり強かった。
5枚めくればそこそこな確率で《「死霊の子爵」オッドアイ》《「三頭の騎士」アリュシナシオン》のどっちかがめくれるため、一瞬で強固な盤面を作ることができます。
ただし、外れるときは外れるし、外した時に悲惨なことになるため、逼迫した状況で出すよりは、ある程度余裕があるときに出しておくのがベスト。
一瞬でトラッシュが肥えるので、《「憂鬱の魔王」ベールフェゴル 》とめちゃくちゃ相性が良い。
リアニメイトカードとの兼ね合いもあるため、できるだけ最速で出していきたいですね。
「三頭の騎士」アリュシナシオン
《「思惑を砕く者」キスカ》の効果でこのカードが捲れると、一気に盤面が埋まります。
しかもトークンが【奪命】を持っているため、非常にブロックしづらく、フォースの破壊をかなり容易に行うことができます。
そしてDP3であることも非常に強力。一撃で《キマイラ》やら《フェニックス》を割りに行くことができます。
場に出ても、山札から捨てられても、どの状況でも強い優秀な新戦力です。
《「憂鬱の魔王」ベールフェゴル 》
AWAKE環境はカードをトラッシュに落とす手段がかなり限られていたため使い勝手が悪かったが、《「思惑を砕く者」キスカ》という超絶墓地肥やすウーマンを手に入れたことによって、リアニメイト効果がより使いやすくなりました。
というか、使われて分かるこいつの強さ。
このカードを処理できないと延々と《「死霊の子爵」オッドアイ》《「三頭の騎士」アリュシナシオン》の相手をすることになります。
切札にふさわしいパワーを持ったカードですね。
リアニメート
フラッシュタイミングで使える軽量リアニマジック。
主に《スパイクトード》や《シャドウハンド》、《バンシー》を蘇生させるために使うことが多いです。
特に《バンシー》との組み合わせはかなり強力で、タイミングを合わせれば1枚で相手のミニオン2体の攻撃を防ぐことができます。
欠点としてはメインのタイミングで使用できないので、発動するときは攻撃が必要です。
盤面の空きとかをきちんと計算しておきましょう。
リインカーネーション
《「思惑を砕く者」キスカ》でトラッシュがよく肥えるので、2枚採用。
基本的には《「思惑を砕く者」キスカ》の効果でトラッシュに落ちてしまった《「憂鬱の魔王」ベールフェゴル 》を蘇生させるために利用します。
《「思惑を砕く者」キスカ》で《「憂鬱の魔王」ベールフェゴル 》が全落ちして、折角トラッシュが肥えてるのにリアニできるカードがない、という状況に陥ることが多かったため採用。
最初は《九神龍「闘」アラバスター》も入れてあわよくばのロマン砲も搭載していたのですが、高頻度で事故ったのでやめました。
まとめ
- 運ゲー
捲れれば勝ち、捲れなければ負け。
なんかヴァイスシュヴァルツを思い出しました。
良くも悪くも運の要素が強すぎるデッキなので、堅実に勝ちたい!という方にはあまりお勧めできません。
とはいえ、勝率が高いのも事実であり、最悪《「思惑を砕く者」キスカ》を使わなくとも高いカードパワーを持つミニオンで攻め続ければ勝てることもあります。
レジェンド8枚採用と、意外と高いデッキでもあるため、作成する際には後悔のないように。
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