新型コロナウイルスにより各国の様々なスポーツが自粛、中止されている現在。
テレビでスポーツを見ることもなくなり、スポーツ好きの方は非常にストレスを感じていることでしょう。
そんな方々に朗報?です。
なんと、ドイツで行われている欧州サッカーリーグ「ブンデスリーガ」が66日ぶりに再開されることとなりました。
元々あまりサッカーは見ない私ですが、こればかりはスポーツ欠乏症によりリアルタイムで視聴してしまいましたね。
試合内容とか、どの選手がすごい!とかは全く語れないので、
新型コロナウイルスが完全に鎮圧されていない状態でどのような対策を取っているのかか、という視点で見てみたいと思います。
※とはいえ、私個人の見解が入ります。事実は異なる可能性があることをご留意ください。
ブンデスリーガ再開後の試合風景
無観客試合
これはもちろんだと思いますが、無観客です。
応援や歓声等が全くないので、なんかすごい不思議な光景ではありました。
しかし、試合後には選手たちが観客席に向かって挨拶したり、パフォーマンスしたりなど、あたかも観客がいるように振舞っていて、
選手たちがファンサービス等を行う精神は非常に心地よく感じました。
ソーシャルディスタンスの確保がすごい
新型コロナウイルスの主な感染経路は飛沫による感染だと言われています。
そのため、感染対策として重要なのが人と人との距離。
最低限2mは空けておくのがベストだと言われておりますが、その点についても対策が見られました。
まずはベンチメンバのソーシャルディスタンス確保。
距離を確保するため、ベンチの間を4席分空けて座っておりました。
また、足りない座席は観客席の一部を使ってまで距離を取る徹底ぶり。
あとは審判の抗議時も面白い風景が見られました。
いつもは審判に詰め寄って抗議をする風景がサッカーの試合ではよく見られましたが、そういったものは全くありませんでした。
抗議をするにしても後ずさりしながらでしたね。
スポーツをしているという関係上、熱くなってしまい詰め寄ってしまうこともあると思いますが、そこを選手たちもぐっとこらえているように見えます。
他にも、倒れた選手に対して手を差し伸べるみたいなことはありませんでした。
あれはあれでスポーツマンシップを感じる良い行動だとは思うのですが、まあ接触をできるだけ控えないといけないので仕方ないでしょう。
飲み物の取り扱い
スポーツをする上で欠かせないのが水分。
サッカーも例に漏れず、水分補給のためベンチに飲み物が用意されているのですが、
どうやら選手個人に個別に用意されているようです。
回し飲みによる感染対策なのでしょうか。
空になったボトルはすぐにスタッフ(?)が回収している風景も映されておりました。
唾液による感染力が非常に強いらしいので、万が一のことを考えると当然の対策でしょう。
あとがき
とはいえ、これだけ対策をしてもサッカーは接触なしにできないスポーツです。
新型コロナウイルスの完全収束はまだまだ見えておらず、他のスポーツの再開のめども全く立っておりません。
そういった中で先駆けて再開したブンデスリーガ。
他のスポーツ再開のための指標となれるか、それとも無謀な再開だったと言われてしまうようになるのか。
今後の動向が非常に気になるところです。
おまけ
スカパー!で無料視聴可能
5/16に実施した「ドルトムント vs シャルケ」、
そして5/17に実施した「フランクフルト vs メンヒェングラートバッハ」
両方ともスカパー!にて試聴可能です。(でした?)
衛星での視聴はリアルタイムでしか無理ですが、どうやらスカパー!オンデマンドにて5月18日の0時50分まで無料で視聴できるようです。
スポーツ欠乏症の方はぜひ試聴してみてはいかがでしょうか。
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