2月下旬リリース予定の『DIVINE』より、新カードが一挙11枚公開されました。
単純にカードパワーが高いものから、ユニークな効果を持つカード、新しいアーキタイプを構築できそうなカードとバリエーション豊かです。
早速1枚ずつ紹介していきます。
新カード紹介
「森獣」ガウディン/「森羅獣士」ガウディン
新ギミック【変形】の緑のカード。
召喚時にマナ補充できるので、【加護】によるマナ減少デメリットをある程度自分自身でカバーできるのは良さげです。
そして【変形時】には相手の無色ミニオンを一掃。
かなり強力な無色メタとなりそうです。
さらにはBP1300/DP3と《「千年杉」ヤクーツォーク》にも力負けしないスタッツ。
【襲撃】と【アタック時】レスト効果もあるので、《ウロボロス》を組み合わせてガンガン殴っていきたいですね。
そして今気づいたんですけど、【変形】すると種族にドラゴンが追加されるんですね。
色々なドラゴンサポートを受けられるので意識しておかないと手痛い計算ミスを招きそうですね。
花鳥竜プラクーリ
【貫通】持ちの大型ミニオン。
ドラゴンなので様々なサポートを受けられます。
また、決して放置できないサイズに加え、【破壊時】にカードを3枚ドローするというアドバンテージ源あり。
放置しても破壊しても地獄という、かなり厄介なミニオンとなりそうです。
ファイアボール
赤には相手のミニオンのBPを下げる能力を持つカードが多いのですが、下げたところで破壊までは難しい、という歯がゆい思いをすることも多々ありましたが、
そんな状況を何とかしてくれるカードが登場しました。
BPマイナスが入っているカードを対象に発動すると、有無を言わさず破壊することができるようになります。
また、【フラッシュ】タイミングでも発動できるので、《「赤髭」ブラッド・ヒュージー》の【アタック時】能力でBPを下げて、【フラッシュ】でそのミニオンを破壊、みたいなコンボも可能。
どうしても2枚以上のカードを消費するので使いどころは難しそうですが、デッキ構築の幅を広げられる良いカードだと感じました。
「松精」オミツ
自分のターンだけ大幅なパンプ能力を付与できる【加護】ベースミニオン。
コスト制限もないので、序盤からガンガン攻めるデッキには良いかもしれません。
が、効果発動タイミングが【自分のターン開始時】なのが微妙・・・。
どうせなら【自分のターン】であれば、付与した瞬間から恩恵を受けることができるのですけどね・・・
まあそれだと2ターン目からDP2で攻撃しに行けたりしちゃうから、ということなんでしょうね。
種族が「ニンフ」なのも注目。
後述するカードで確定サーチができるので、黄色のベースとしてとりあえず入れておく、みたいな運用もできるかもしれません。
シュネル・アードラー
相手の場のミニオン数を参照してコストを軽減するカード。
相手依存にはなってしまうものの、うまくいけば1/600/1という破格のマナレシオ。
《災厄竜ダスカース》等の大量展開すると恩恵を受けるカードと組み合わせて、一気に展開したいですね。
また、元のコストは6なので、《オルトロス》の恩恵を受けることが出来たり、《疾風のハヤテ》の効果を発動させることも可能です。
もしかしたら新しいツインハヤテが誕生するかもしれませんね。
スロース・キーパー
ムキムキマッチョなナマケモノ?
2/300/1という標準的なスタッツに、効果が2つもくっついている優秀なミニオン。
というか、【常時】効果が結構えげつなく、なんと無色ミニオンのコストを1増やすことができます。
このカードが2ターン目に着地すると、既存の無色デッキは崩壊するでしょうね・・・。
また、【破壊時】に相手のフォースをレストできるので、チャンプブロックして相手の《フェニックス》や《ウロボロス》をレストして反撃の準備をしたり、
チャンプアタックして《ミノタウロス》をレストして押し込めたり、様々な使い方が出来そうです。
総じて2コストとは思えない性能を持ったカードですね。
今後、緑を相手する際によく見かけるカードになりそうです。
マーフォーク・ウェイトレス
ついに登場、手札にカードを生成する系のカードです。
こういう効果はDCGっぽいですよね。
《ヴァイオレントストリーム》自体、かなり優秀なBPパンプマジックであり、さらにマーフォークであるこのカードとも相性が良い。
スタッツも他の1ドロー系のカードと同じなので、今後よく見られるカードになるかもです。
マジック主体の青系のデッキには入れておきたいですね。
「反響精」エコー
紫のニンフ【加護】枠。
このカードによって【加護】されたミニオンが相手のフォースを破壊したとき、そのフォースの破壊時効果が発動されなくなるというトンデモ効果。
積極的に相手のフォースを破壊しにかかる紫とかなり相性の良い効果を持っています。
また、《「導きの女王」キャサリン》と組み合わせることで、こちらだけフォース破壊の恩恵を受ける、みたいなことも可能。
さらにさらに、種族が「ニンフ」なので確定サーチが可能。
紫の【加護】枠、そして今後出るであろう紫の【変形】ミニオンと非常に相性が良いカードでしょう。
マッピーラット
ついに出た【加護】ベースを確定サーチするミニオンです。
今まで【加護】ベースをサーチしようとすると、《「箱を抱く者」パンドリア》を利用するか、フォース破壊時の効果を使うしかなかったのですが、これにより能動的に【加護】を持ってくることが可能です。
今まではベースの色供給を安定化させようと思うと、《荒野の旅人》しか選択肢が無かったのですが、このカードにより様々な選択肢が取れるようになりました。
《荒野の旅人》《ポリン》と一緒に、今後1ターン目を安定化させるカードとして見かけることになるでしょう。
ゴブリンナイト
今まで新パックがリリースされるたびにちょこちょこ追加されてきたゴブリンですが、ついにゴブリンのフィニッシャーとなり得るカードが登場しました。
【自分のターン】のみ、さらに場に《ゴブリンズ・クイーン》がいなければいけないというかなり厳しい条件があるものの、達成すると《「勇気奮わす者」ウォレス》並の全体バフをすることができます。
さらに、自身が【再起】をもっているので攻撃後の隙も最小。
予想外の場面からのバーストダメージをたたき出す、ゴブリンデッキのエースとなり得そうですね。
そもそもこのカード自体が「ゴブリン」なので、《ゴブリンズ・クイーン》でサーチできるもの理にかなっています。
災いのゴブリン
ゴブリンもういっちょ。
相手の場にブロックできない《スライム・ブロック・トークン》を生成します。
用途としては《ブラック・フレイム》のアンタッチャブル効果を解除したり、《災厄竜ダスカース》《シュネル・アードラー》のコスト軽減に利用したりですかね。
トークンはベース移動できないので、《ブラック・フレイム》頼りのデッキはこのカード1枚でかなり苦戦させられそうです。
ただし相手の《災厄竜ダスカース》のコスト軽減に利用される可能性もあるので注意が必要。
使う相手は見極めないといけないですね。
まとめ
- DIVINEの新カードが一挙公開!
- 《マッピーラット》は今後の1ターン目を担うカードになりそう
- 緑は無色メタ特化として方向転換?
単純にカードパワーが高いミニオンから、特定のデッキに対してメタを張れるカードまで、色々なカードがこのDIVINEでは登場しそうですね。
現状どうしても《ブラック・フレイム》によるワンショットが強いので、そこにメスを入れられる環境になれば嬉しいです。
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