ついにこの時が来たか、という感じです。
日本一有名な野球選手と言っても過言ではない選手、イチロー選手がその長い野球選手人生の幕を下ろしました。
物心ついた時からリアルタイムでその活躍を見れたことは、今思えばかなり幸運なことだったんだと思います。
思い出
イチローとの出会いはまだ私が野球に興味が全くなかったときでした。
小学生だったころ、友達の家に遊びに行ったときにたまたま『実況パワフルプロ野球6』というゲームをやることになり、アレンジで最強のチームを作る、という遊びをしていました。
その時に見つけたのが「イチロー」という選手。
なんと能力はほぼオールA(最高値)で、特殊能力も良いものばかりでモリモリ。
子供ながら「なんだこのチート選手!?」と思ったのを覚えています。
そこから野球というスポーツに興味を持ち始め、もともと阪神ファンだった両親のもとすくすくと阪神ファンとして育っていきましたがまたそれは別の話。
とにかく、イチロー選手(とパワプロというゲーム)は私を野球観戦の楽しさに引きづりこんだ人生のターニングポイントともいえる人物なのです。
そして、イチローのメジャー挑戦。
当時はようやく野球というもののルールを覚えてきて、NPBのチームの名前もだいぶ頭に入ってきた程度の知識しかありませんでした。
多分、パリーグの選手とかはほとんど知らなかったと思います。
イチローと松井稼頭央だけでしたね。パワプロ最強チームを作った時の名残で・・・
そのイチローがメジャー挑戦ということで、その時初めてアメリカにも野球リーグがあることを知りました。
んで、海を渡ったイチローの初戦度成績が
打率 .350
安打 242
盗塁 56
OPS .838
今思えば化け物みたいな成績ですが、当時の私は「イチローだからそれぐらいやるでしょ。なんかHR少ないなー」とか思ってました。
そう思ってしまうほど、自分の中ではイチロー=最強だったのだと思います。
まあ、その後262安打というアンタッチャブルレコードをたたき出したときは流石に「あ、イチローってやべえ奴なんだな」って気が付きましたが。
次に衝撃を受けたのが2011年。
初めてイチローがメジャーでシーズン打率が3割を切ったときです。
まさかあのイチローが打率3割を切るとは思ってなかったので、怪我でもしたのかと思いました。
というか、野球観戦を始めてからNPB時代を含めてイチローが打率3割を切ることろを見るのが初めてだったので、かなりの衝撃を受けたことを覚えています。
でももうその当時イチローも30代半ばだったんですよね・・・。
よく考えれば衰えてるだろうし、そもそもそれまで3割切ったことがないってことのほうがまずおかしいんですけど。
あとはヤンキースへの移籍。
まあ、これは衝撃というよりは川崎選手が不憫で仕方がないと思いましたが(笑)
イチローや松井のおかげでMLBの知識もそこそこに増え、トレードやFAによる移籍が活発なリーグだと知っていたので、衝撃はうけれど、さほど驚きはしませんでしたね。
ただただムネリンとイチメーターの人が不憫でした。
で、マーリンズ、マリナーズと移籍して今回引退。
年齢は45歳。MLBでは最年長です。
流石に打撃でも守備でも衰えが隠せなくなっていて、2019年のオープン戦でも奮っていなかったのでもうそろそろかな、と思っていましたが、やはりその時が来ると結構ショックですね・・・
お疲れさまでした。
そして私を野球観戦という沼に連れ込んでくれて、ありがとうございます。
通算成績
化け物ですね。
NPBでの7年連続首位打者。
MLBでの10年連続200安打。
そして2004年シーズン262安打。
この3つは間違いなくアンタッチャブルレコードでしょう。
10年に1人どころか、100年に1人、というか日本人では一生見られない選手に違いありません。
最後に
感情の赴くまま徒然と書いてしまったので、読むに堪えない文章になっていると思いますが、ご容赦ください。
このブログ自体、ゲームやtech寄りの内容にしていきたいと思っているのですが、今回のイチロー引退の報道を受けて、居ても立っても居られずに書き留めてしまいました。
それぐらい私に影響を与えた人でもあり、そして日本にとっても素晴らしい選手だったのだと思います。
そしてまた1つ、時代の終わりを感じてしまうニュースですね。
本当にイチローをリアルタイムで見ることができる世代だったことに感謝です。
イチロー選手、お疲れさまでした!
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