【Unity2018】Unityを使わずに簡単に.unitypackageファイルを作成する

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経緯

Unityの教科書にてようやく3Dゲームを作成する章に入ったのですが、その中に「Standard assets」をインポートするという作業がありました。

が、Unity 2018.3にはインストール時にStandard assetsが自動でダウンロードされず、自分でダウンロードしないといけないようでした。

で、アセットストアからインポートしてみたのですが、よーくわからんってなったのでCustom importでインポートしなおそうと思ったのですが、.unitypackeageファイルが見当たらない。

多分この後もStandard Assetsっていうのは使っていくんだろうなーって思ったので、どうせならと.unitypackage化してみよう、ということでやってみました。

 

unitypackageファイルの作成

というわけで実際に行った手順をまとめます。

 

UnityPackerのダウンロード

Unity本体でも作成できるらしいのですが、今回はUnityPackerというものを使用してみます。

なんかUnityで作るより簡単そうだったので・・・

というわけで、まずはUnityPackerをダウンロードします。

まずは以下のURLにアクセス

GitHub - FatihBAKIR/UnityPacker: Create unitypackages without unity, from command line
Create unitypackages without unity, from command line - FatihBAKIR/UnityPacker

ほんで、releaseをクリック

そして、UnityPacker.exeICSharpCode.SharpZipLib.dllをダウンロードしましょう。

下の画像の赤枠で囲っている部分になります。

ダウンロードしたファイルは同じフォルダに入れておきましょう。

私はデスクトップに「UnityPacker」というフォルダを作成し、そこに入れておきました。

これでダウンロード&インストールは完了です。

 

Standard assetsのダウンロード

次にunitypackage化するアセットのダウンロードをします。

今回はStandard Assetsとなりますので、アセットストアからダウンロードしておきましょう。

Unity Editorからアセットストアにアクセスして、Standard Assetsで検索。

あとはインポートしておきましょう。

するとプロジェクトにStandard Assetsというフォルダができると思います。

その中にあるフォルダを先程準備したUnityPackerフォルダと同じ場所にコピーします。

今回は「Assets」というフォルダを新しく作成し、その下にStandard Assets群をコピーしました。

UnityPacker-Masterというフォルダは気にしないでください。ソースファイルです。

 

.unitypackageファイルの作成

ここまで完了したら実際にUnityPackerを使ってパッケージファイルを作成します。

まずはコマンドプロンプトを立ち上げましょう。

検索で「cmd」と打ち込むと起動するはずです。

そして、先程用意したUnityPacker.exeがあるフォルダに移動します。

コマンドは以下

cd [UnityPacker.exeがあるディレクトリパス]

移動したら以下のコマンドによってunitypackageファイルを作成します。

UnityPacker.exe [パッケージ化したいフォルダ] [パッケージ化した後のファイル名(任意)]

以上を実施したら以下のような画面が出ます。

そんで、UnityPackage.exeがあるフォルダに.unitypackageファイルが生成されています。

あとはこれをUnityでImportするなり焼くなり好きにする感じです。

 

まとめ

というわけで.unitypackageファイルをUnityPackerを使って作ってみました。

いちいちUnityを起動しなくても作れるので楽は楽ですね。

GUIがないので、ラッパーアプリでも作ろうかなあ。

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