明日がポケモンの新作発売日なので、おそらくがっつりMTGできるのは今日で最後・・・
なので、更新できるときにしておきます。
今回は「兄弟戦争」で登場した試作ギミックと、強力なアーティファクト呪文である「ファイレクシアへの門」を「精霊の姉の召集」でリアニメイトしてやろうというデッキ、
いわゆる「姉リアニ」が結構面白いので紹介します。
デッキ概要
デッキレシピ
4 税血の収穫者 (VOW) 232
4 自律型組立工 (BRO) 34
2 ファイレクシアのドラゴン・エンジン (BRO) 163
4 ファイレクシアの肉体喰らい (BRO) 121
4 喉首狙い (BRO) 102
2 兄弟仲の終焉 (BRO) 128
4 鏡割りの寓話 (NEO) 141
2 マイトストーンとウィークストーン (BRO) 238
3 ヴェールのリリアナ (DMU) 97
3 ファイレクシアへの門 (BRO) 240
4 精霊の姉の召集 (NEO) 237
1 山 (BRO) 275
1 沼 (BRO) 273
1 平地 (BRO) 269
4 憑依された峰 (MID) 263
4 硫黄泉 (DMU) 256
2 日没の道 (VOW) 266
3 コイロスの洞窟 (DMU) 244
3 砕かれた聖域 (VOW) 264
1 見捨てられたぬかるみ、竹沼 (NEO) 278
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276
1 皇国の地、永岩城 (NEO) 268
2 戦場の鍛冶場 (BRO) 257
コンセプト
リアニメイト系デッキの弱点である、「リアニ先が手札でダブついて、序盤全然動けなくて負ける」こと。
これを、兄弟戦争の新たな能力である「試作」ギミックにて解消してやろう、というのがコンセプトのデッキです。
序盤は試作にて場を整え、準備が完了したら「精霊の姉の召集」のリアニメイト能力で一気に場を制圧します。
結構楽しいデッキが組めたんじゃないかと自画自賛
個別カードトピック
精霊の姉の召集
核。
生贄元が続く限り、無限にリアニメイトすることができます。
よくあるソーサリー呪文でのリアニメイトだと、それらが除去されてしまうと後続が途切れてしまうことが多いのですが、
このカードであれば「精霊の姉の召集」自体も対処しないとどんどん新しいリアニ先が出てくることになります。
た欠点として生贄素材がない場合は何もできない置物になってしまうこともありますが、
できるだけそうならないようにデッキを構築したつもりです。
また、このデッキの核ではありながら、別に引けなくても普通に動けるのもこのデッキの特徴だったりします。
試作アーティファクトクリーチャーたち
事前評価最高カードの「ファイレクシアの肉体喰らい」と、試作で出したほうが強い説ある「自律型組立工」を採用。
本当であれば7マナと5マナというかなり大きなコストを支払わないといけないのですが、
このクリーチャーたちは試作という能力でそれぞれ3マナと2マナで唱えることが可能。
特に「ファイレクシアの肉体喰らい」は絆魂を持っているので、リアニメイト系デッキの弱点である序盤を凌ぎやすくしてくれます。
そして、試作ギミックを持つクリーチャーの特徴として、
「リアニメイトしたりブリンクしたりすると完全体として出てくる」こと。
序盤に除去された試作クリーチャーたちをリアニメイトすることで、完全体で盤面を制圧しにかかることが可能。
自身がリアニメイト先になりつつ、序盤にも唱えられるクリーチャーとして運用できるのが
今までのリアニ先カードとの違いですね。
強力アーティファクト呪文
試作の他、強力なリアニメイト先も用意しております。
それが「ファイレクシアへの門」と「マイトストーンとウィークストーン」
両方とも強力なETB能力を持っているため、リアニメイト先として十分な魅力があります。
「マイトストーンとウィークストーン」は5マナで唱えることができるので十分に素出しも可能。
除去内蔵しているのでテンポを損なわずにマナファクトとして運用できるので採用です。
「ファイレクシアへの門」は兄弟戦争においてリアニ先のテンプレートと化しておりますが
こちらもETBで除去ができるほか、自身もリアニメイト能力を持っているため、デッキのコンセプトに非常にマッチしているアーティファクトです。
「マイトストーンとウィークストーン」を着地させることができたら、リアニメイトに頼らずとも普通に唱えることもできたりします。
墓地に落とす手段
リアニメイトするために対象を墓地に落とす必要があります。
試作アーティファクトクリーチャーは普通に使っていれば除去されて勝手に墓地に落ちるのですが、
「ファイレクシアへの門」と「マイトストーンとウィークストーン」はそうもいかないため、墓地に落とすギミックが必要になります。
墓地に落とすギミックと言えば「切削」や「ルーティング」ですが、今回は後者を選択。
アドバンテージを稼ぎまくりつつルーティングで事故防止もできる最強英雄譚「鏡割りの寓話」を筆頭に、
血トークンがルーティングと生贄確保の仕事ができるうえ、自身のスタッツも強力な「税血の収穫者」、
序盤の壁として使えたり、ドローエンジンとしても利用できる「ファイレクシアのドラゴン・エンジン」
そして+1能力で能動的に手札を捨てられる「ヴェールのリリアナ」
を採用しました。
これらはそれぞれが手札を能動的に捨てられる能力を持つほか、「精霊の姉の召集」とのシナジーを考えられています。
「鏡割りの寓話」は「精霊の姉の召集」の生贄のためのトークンやクリーチャーを用意することができますし、裏面キキジキのコピーを生贄に回すこともできます。
「税血の収穫者」についても血トークンが生贄になってくれますし、「鏡割りの寓話」とのシナジーも強力。
「ファイレクシアのドラゴン・エンジン」は蘇生によって墓地から場に出して手札リソースを確保しつつ、エンド時に「精霊の姉の召集」の生贄に回す使い方もできます。
また、「精霊の姉の召集」で「ファイレクシアのドラゴン・エンジン」をリアニメイトすると、ドローの効果が発動するのもシナジーを感じていいですね。
「ヴェールのリリアナ」は・・・まあ入れ替え候補で。
除去枠
基本的に盤面で勝負するデッキなので、露骨な除去はあまり積まないようにしようと思ったですが、
「黙示録、シェオルドレッド」が最速で出てきたときに詰んでしまったのと、
圧倒的な速度で横並びするデッキに弱かったので「喉首狙い」と「兄弟仲の終焉」を採用。
ダメランを結構枚数採用している以上、「冥府の掌握」は採用しづらかったのもありますし、
この環境で破壊できなくて困るアーティファクトクリーチャーってそんなにいないと思ったので「喉首狙い」を取ってみました。
このあたりは環境によって入れ替わったりすると思います。
魂力土地
デッキを作成するときにとりあえず1枚ずつ採用する魂力土地ですが、
「見捨てられたぬかるみ、竹沼」「反逆のるつぼ、霜剣山」は切削により墓地を肥やしたり、
「精霊の姉の召集」の生贄用のトークンを生成できたりするので、いつも以上に土地として置くかを検討する必要があります。
サイドデッキ
例のごとく今回もBO1用のデッキなのでサイドデッキは用意していないのですが、
早めのデッキに対する回答となる「切り崩し」や、明確な弱点の回答となりえる「石の脳」なんかを取っておくのかなあ・・・と考えています。
特にこのデッキはいわゆる『「告別」で詰むデッキ』なので、それを事前になんとかできる「石の脳」は3枚ぐらいサイドに忍ばせておくといいかもしれません。
あとは墓地対策とかですかね・・・
「リアニメイトに頼らずとも普通に動ける」ことを重点としてデッキを組んだので、
純粋なリアニメイトデッキにはパワー負けすることも多々ありますので。
あとがき
兄弟戦争のデッキ紹介2つ目でした。
他にも色々なデッキを試してはいるのですが、なかなかしっくりくるデッキが作れない中、
今回のデッキは割と自信作だったりします。
何より回してて楽しい!
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