【悲報】IPv4アドレスがついに枯渇してしまう【RIPE NCC】

雑記
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かなり昔から枯渇が心配されてきていたIPv4アドレスですが、ついに最後の/22アドレスを割り振ったことによりIPv4アドレスが枯渇した、とRIPE NCCが発表しました。

The RIPE NCC has run out of IPv4 Addresses
Today, at 15:35 (UTC+1) on 25 November 2019, we made our final /22 IPv4 allocation from the last remaining addresses in our available pool. We have now run out ...

 

私が現在の会社に就職したときからずっと言われていて、

まあでもIPv6移行するから大丈夫やろ」を言われ続けて6年間。

IPv6移行は6年前と比較しても全く進んでおらず、先にIPv4が底をついてしまいましたね。

VPSやらなんやらを運用している企業従事者としては、ちょっと心配なニュースでもあります。

 

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RIPE NCC とは

Réseaux IP Européens Network Coordination Centre(ヨーロッパIPリソースネットワーク調整センター、以下RIPE NCCと略す)は、ヨーロッパ、中東、中央アジアを管轄する地域インターネットレジストリである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/RIPE_NCC

ヨーロッパや中東アジア地域のIPアドレスを管理する団体。

https://www.nic.ad.jp/ja/ip/admin.html

図を見ると、IANAの下にいる団体で、APNICとかARINとかと同じ系列の団体のようです。

APNICJPNICはよく聞くけど、RIPE NCCは聞いたことなかった(情弱)

また一つ賢くなってしまった。

 

IPv4アドレスの数

IPv4アドレスは2進数で32桁で、アドレス総数は2の32乗個、つまり約43億個となります。

https://www.nic.ad.jp/ja/newsletter/No26/090.html

つまり、43億個のIPアドレスが枯渇してしまったわけです。

43億個と聞くと膨大な数の気がしますが、現在の世界人口は約70億人。

よく考えると1人1つも持てないんですよね。

もちろん、企業とかは複数個グローバルIPを持つので、現状2人に1つ、もしくは3人に1つ持てれば良いほうでしょうか。

 

RIPE NCC 発表内容

Today, at 15:35 (UTC+1) on 25 November 2019, we made our final /22 IPv4 allocation from the last remaining addresses in our available pool. We have now run out of IPv4 addresses.
Our announcement will not come as a surprise for network operators – IPv4 run-out has long been anticipated and planned for by the RIPE community. In fact, it is due to the community’s responsible stewardship of these resources that we have been able to provide many thousands of new networks in our service region with /22 allocations after we reached our last /8 in 2012.

https://www.ripe.net/publications/news/about-ripe-ncc-and-ripe/the-ripe-ncc-has-run-out-of-ipv4-addresses

Google翻訳にぶちこんで要約すると、

「2019/11/25に最後のIPv4アドレス(/22)を割り振って、IPv4が無くなっちまったぜ!」

というようなもの。

やりくりを繰り返して何とか今まで枯渇を防いでいたが、それももう限界だという声明も加えて公開されていました。

 

使われていないIPv4プールを回収することによってもうちょい頑張ってみるけど、IPv6への移行が急務であり、恒久対処はそれしかないとも発表されていました。

IPv6アドレスの数はIPv4と比較にならない数を用意することができます。

IPv6アドレスは128ビット、つまり128桁の2進数からなります。IPアドレス数は2の128乗、約340澗(1澗は1兆×1兆×1兆)個という膨大な数になります。「地球上のチリやホコリにまでIPアドレスを割り当てられる」と例えられるほどの莫大な数を持つIPv6アドレスに移行することで、IPアドレスの不足という問題が解決されると考えられています。

https://www.geolocation.co.jp/learn/num/05.html

IPv6アドレスさえ使えるようになれば、一家に1つどころか1万個ぐらいIPアドレスを割り振っても有り余る計算です。

さすがにこのIPアドレスの数を枯渇させるよりは、世界の滅亡が先に来るでしょう。

 

とはいえ、すぐにIPv4アドレスが使えなくなるかというと、そうではありません。

通常、グローバルIPアドレスは/22とか/23とか、ひとまとめにして保持資格を持っている企業に与えられます。

つまり、512個ぐらいグローバルIPアドレスを持っている企業の中でも、実は半分以下しか使っていない、みたいなこともあり得るのです。

そういうアドレスの無駄を整理すれば、もうちょっと生き残れるかもしれません。

あくまでもう少し、ですが・・・

 

まとめ

  • ついにIPv4アドレスが枯渇
  • IPv6に移行が急務

個人的にIPv6アドレスは読むのにも一苦労なので、移行が本格化されたときには頑張って勉強しようと思います・・・。

 

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