先週末、滋賀までキャンプしにいったら特に何をしたわけでもないのに全身筋肉痛になりました。
まじで痛い。
さて、明日は待ちに待ったゼノンザードのリリース日。
リアルカードを使ってすでに遊んでいる人から、βテスト参加してから久しくカードを触っていない人、そしてゼノンザードをやったことないけど興味あるという人、
様々な人がこのリリースを待ち望んでいたと思います。
しかし、このゼノンザード、カードの種類がリリースから200種類を超えており、デッキ構築の選択肢も非常にたくさんあります。
βテスターやリアルカードで遊んでいる人はある程度各色の特徴を把握しているかと思いますが、まったく触ったことないけど興味ある、という人はどの色を使おうか悩んでしまうのではないかと思われます。
今回はそんな方々に少しでも手助けできるよう、リリース直前ですが各色の特徴を整理してみました。
どの色、どのカードを使おうか決めあぐねている、そんな人の参考になれば幸いです。
(赤)アグマ
アグマの特徴
「とにかく相手を殴って殴って殴り尽くす」
アグマはこんな感じです。ええ、脳筋ってやつです。
とにかく、相手プレイヤーのライフを減らすことを得意とした色で、
本来、ミニオンはフィールドに出したターンは相手プレイヤーを攻撃することはできないのですが、それを可能とする能力【襲撃】を持っているミニオンが多く収録されています。
また、相手プレイヤーを攻撃しやすいように、自ターン中自分のミニオンをパワーを上昇させる能力を持っていたり、逆に相手のミニオンのBPを減少させる能力を持っていたりするミニオンが多い印象です。
アグマの切り札、《「オリジンズ02」アロンダイ》に至っては、「ブロックされても止まらねえぜ!」という超脳筋っぷり。
とにかく、相手のライフを0にすれば勝ちなんだろ?という単純明快な色になります。
アグマをオススメできるのはこんな人
- 難しいことは考えたくない!とにかく相手を攻撃したい!
- 勝つも負けるも、早く決着をつけたい!
とにかく、相手の準備が整うまでにライフを減らせれば勝ち、相手の準備が間に合ってしまったら負け、という単純さが売りの色です。
とはいえ、ゼノンザードというカードゲーム自体が複雑なプレイを求められるので、何も考えずに攻撃するだけでは勝てないのも事実。
頭を使って脳筋しましょう!
(黄)カナタナ
カナタナの特徴
カナタナの強みを一言で表すと「意表を突く」
これに尽きます。
ゼノンザードには、相手のターンに発動することができるマジックがあるのですが、ミニオンは基本的には相手のターンには使用することができません。
しかし、黄色のミニオンには【飛来】という能力があります。
この【飛来】能力を持っているミニオンは相手のターンにも召喚することができるため、相手のミニオンが攻撃してきたときに飛来ミニオンを召喚してブロック!みたいな意表を突いた戦い方をすることができます。
そして、そんな飛来ミニオンを手札に持ってこれる能力にも長けており、現状では手札補充では1,2を争うほどの色となっています。
カナタナのフィニッシャー、《「双龍頭領」アオバ》もそんなカードの1つで、山札から2枚ミニオンカードをドローすることができ、さらにレスト状態でも自分のミニオンが召喚するとアクティブ化されるため、飛来ミニオンと非常に相性の良い仕上がりとなっております。流石統領
カナタナをオススメできるのはこんな人
- とにかく意表をついて相手を出し抜きたい!駆け引きを楽しみたい!
- 手札を多く抱えたい!
攻撃能力、防御能力、ドロー能力、全てのバランスが取れている色になります。
また、相手のターンに動けるカードが多いので、「このタイミングで動くのがベストなのか」を常に考える必要のある色でもあったりします。
一番カードゲームをしている!を感じれる色なので、カードゲーム経験者はカナタナを使用してみると楽しいかもしれません。
(緑)デメテー
デメテーの特徴
デメテーの唯一無二の特徴としてマナ加速能力があります。
ゼノンザードでは1ターンに1度、マナを配置することができ、移動権を含めると1ターンに最大2枚マナを増やすことができます。
デメテーはその制限を取っ払ってマナを増やす能力を持つカードが多く存在します。
他のDCGでいうところのランプ戦術ですね。
これにより相手よりも先に大型ミニオンや強力なマジックを発動することができ、相手の対応が追い付くまでに殴りきってしまおう、というテーマになっております。第2の脳筋です。
その最もたるカードが《「千年杉」ヤクーツォーク》。
9コストとかなり重たいカードなのですが、マナ加速をすることで相手のフィニッシャーが出てくるよりも早く召喚することができ、
さらに【貫通】能力により時間稼ぎのためのチャンプブロックも咎めることができなす。
マナ加速して、貫通持ちの大型ミニオンを召喚し、相手の耐性が整う前に殴りきる。
そんな戦術が得意な色となっております。
カナタナをオススメできるのはこんな人
- マナが好き!
- 大型ミニオンで蹂躙したい!
大型ミニオンを早期召喚するのに長けている色ですが、実はカードパワー自体はそこまで高いミニオンは多くありません。
いかに早く大型ミニオンを出せるか、が勝負所の色ですね。
やることは単純だけど意外と難しい、そんな印象です。
(白)マキナス
マキナスの特徴
白の特徴はボードコントロール。
フィールドのカードを戦わせて、相手のミニオンを倒しつつこちらのミニオンを強くしていく、そんな戦い方が得意な色です。
数多あるゼノンザードの色の中で唯一、能動的にフィールドミニオンが直接相手のミニオンとバトルできる能力を持つカードが存在します。
それらのカードを駆使し、いかに相手のフィールドを弱くできるか、そしてこちらのフィールドを強くできるか。
そんな駆け引きを楽しめる色になっております。
《「百獣」ヴァイスレーベ》や《「祈祷者」ゼクスシュバンツ》はその代表格で、攻撃すると相手は必ずブロックしないといけないため、BPが上回っている限り永続的に相手のミニオンを破壊し続けることができます。
また、除去マジックも多様で、相手のフィールドを破壊する手段が他の色よりも豊富に用意されているのがマキナスの特徴と言ってもいいでしょう。
マキナスをオススメできるのはこんな人
- ミニオン同士のバトルを楽しみたい!
- 単純に盤面を制圧する戦い方が好き!
盤面は目に見えて分かるアドバンテージですので、カードゲーマーには盤面の取り合いを好むプレイヤーは少なくありません。
かく言う私もその1人で、ボードアドバンテージを取ってコントロールするタイプのデッキは大好物だったりします。
そんな人にマキナスはオススメです。
(青)ポセイド
ポセイドの特徴
ポセイドの大きな特徴は2つ。
マジックシナジーと【潜入】です。
青にはマジックを発動するとそれをトリガーとして連鎖的に発動するカードが多めに収録されています。
つまり、マジックを使えば使うだけ得をするようなカードデザインになっているわけですね。
また、もう1つの特徴である【潜入】。
青のミニオン達は少しBPが低めになっており、なかなか相手プレイヤーを攻撃する機会を作ることが難しいのですが、この能力によって相手の高BPミニオンを躱し、相手プレイヤーにダメージを与えることができます。
豊富なマジックでアドバンテージを稼ぎつつ、相手の大型ミニオンは潜入ですり抜ける。
これが青の基本的な戦い方となります。
切り札の《「深海の主」アレジャンド》は出したときにベースのミニオンを一気に召喚することができます。
あらかじめ【潜入】ミニオンをベースに移動させておいて、タイミングがきたら一気に潜入ミニオンを召喚、たたき込みましょう。
ポセイドをオススメできるのはこんな人
- マジックを使いまくりたい!
- コンボやシナジーを使った戦術が好き!
除去マジックも単純破壊ではなく、相手のベースに移動させることで疑似的に除去するようなものになっており、
一癖も二癖もあるカードが多々収録されています。
トリッキーな戦い方が好きな人はポセイドを使用すると良いかもしれません。
(紫)タナトス
タナトスの特徴
タナトス最大の特徴は墓地利用。
墓地のカードを再利用したり、逆に墓地に送る(破壊される)ことによって効果を発揮するカードが多く収録されています。
墓地がないと威力を発揮しないカードが多いため、序盤は耐えて墓地を肥やす。
そして後半に一気に爆発させるようなカードデザインのものが多いように思えます。
また相手のフォースを壊すことに特化したカードも多く、早い段階で相手のフォースを壊して無効化することで終盤の有利をより盤石にするような戦法が取れそうです。
以下に墓地を利用できるか。タナトスの強さはそこにかかっているかと思われます。
切り札は《「憂鬱の魔王」ベルフェゴール》。
攻撃時に墓地からミニオンを蘇生できるので、場に居座り続ける限り破壊しても戻ってくる不死の軍団を形成することができます。
タナトスをオススメできるのはこんな人
- フォース破壊の駆け引きを楽しみたい!
- ミニオン自壊や蘇生等、墓地を利用するギミックが好き!
リアニメイトは意外と根強い人気がある戦術です。
破壊されたときに発動するカードは効果発動までにタイムラグがあるので扱うのが難しいのですが、その分有効に決まった時の爽快感はかなりのものです。
リスキーな対戦を望む人はタナトスが合うかもしれません。
まとめ
- 赤、緑は脳筋戦術
- 黄、白はコントロールより
- 青、紫はトリッキーな戦術
いかがでしたでしょうか?
自分の好みの色、そして最初に触ってみたい色が見つかりましたら幸いです。
ゼノンザードの最大の特徴はデッキクラス分けが存在しないということ。
どんな色、どんなカードを組み合わせてデッキを組んでもいいのです。
「最初に赤を使ってみたけど、ちょっとコントロールよりにしてみたいな」って感じたら白を混ぜてみたり、黄色を混ぜてみたり。
そんなデッキ構築の自由度の高さもこのカードゲームの1つの魅力です。
最初は直感で色を選んでみて、足りないと思った要素を混色することで補っていく。
そんな遊び方も面白いかもしれません。
いよいよ明日11時に迫ったリリース。
リリース前にできる準備は事前にやっておき、準備万端でリリースを迎えましょう!
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