ゼノンザードCBT2も日がたってきて、かなり環境が動いてきました。
で、今現在(5/13)時点で一番流行しているのが、「魔力ケイラ」と呼ばれるデッキ。
ケイローンと魔力喰いによるコスト踏み倒しにより高速展開、圧倒的速度で殴り切るちょっと風変わりなアグロデッキです。
今回紹介するデッキは、その「魔力ケイラ」のアンチデッキとして開発したデッキとなります。
デッキ紹介
レシピ
デッキ名:無色ミッドレンジ(無職)
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ネタでしょ?と思われるかもですが、ガチです。
私はこれでGOLDランクからMASTERランクまで上がりました。
というか、それぐらい現在の環境は「魔力ケイラ」が流行っているんですよね・・・
コンセプト
とにかく、「魔力ケイラ」をメタるためだけに開発したデッキです。
《ボム・ウィスプ》や《エレキタマス》を使って相手の小型ミニオンを牽制しつつ、《ハーミットホルンクラブ》などの高打点ミニオンで相手のライフを削り切ることを目的としたデッキです。
相手の高速展開をこちらのAOE搭載ミニオンで抑えにかかる構図ですね。
また、色がないため《ミノタウロス》を無理なく採用することができるため、防御力はかなりの高さを誇ります。
攻守ともに安定性のあるデッキに仕上がっております。
使い方
マリガン
基本的には、先攻後攻関わらず1コストは最低1枚握ること。
相手のフォースが《ケイローン》《キマイラ》であれば、《ボム・ウィスプ》や《エレキタマス》をキープ。
それ以外であるならば《「運命の図柄を描く者」ラケシス》を頑張ってキープしましょう。
なぜなら、「魔力ケイラ」以外への勝ち筋はほぼ《「運命の図柄を描く者」ラケシス》しかないからです。
序盤
基本的にはコスト通りにプレイしていけばOKです。
前回紹介した、高コストをバンバン出していくというデッキではないため、盤面の状態によってはベース移動をせずに盤面を強力にしておく選択もあり。
最終的にベースは6~7枚あれば「魔力ケイラ」相手なら動けます。
とにかく《ミノタウロス》へのダメージを最小限にするように動きましょう。
「魔力ケイラ」以外が相手なのであれば、相手がアグロでない限りはなるべくベース移動してマナを伸ばしましょう。
いかに《「運命の図柄を描く者」ラケシス》まで最短で行くかがポイントです。
中盤
《エレキタマス》《雷龍ライトニングフォール》などで相手の盤面を整理。
《ウロボロス》のおかげで積極的に殴れるため、相手のベースを見て緑が少ないのであれば《キマイラ》、すでに色がたっぷり出そうなのであれば《ケイローン》か本体を殴っていきましょう。
「魔力ケイラ」はフォースやアグロという性質上、かなり打たれ弱いため、2点でも相手のライフを削っておけばいつでもワンチャンスを見込めることができます。
中盤にできるだけ相手のライフを削っておくことが重要ですね。
「魔力ケイラ」以外のデッキが相手なのであれば、このタイミングで《フライング・クロース》を召喚してベースに移動しておきましょう。
理由は後述。
終盤
おそらくうまく試合を運べていたら相手の盤面は1~2体のミニオンがいるだけなはずなので、後は《バインディングローズ》を受けても大丈夫な数を場に用意して殴っていきましょう。
フラッシュタイミングで《バインディングローズ》を《ウロボロス》に受けると、ターン終了時にミニオンが起き上がらずに計算が狂うことがあるため、しっかりと攻撃するミニオンは選ぶこと。
むしろ終盤まで耐えることができているのなら、「魔力ケイラ」にはほぼ負けません。
「魔力ケイラ」以外相手には、何とかして相手にフォースのライフを1にしてもらって、10マナ貯めて《「運命の図柄を描く者」ラケシス》を召喚。
中盤にベースに置いた《フライング・クロース》を場に出して攻撃して勝ち!
を狙っていきましょう。まじでそれぐらいしか勝ち筋ないので・・・
カード説明
では、今回もデッキに投入されているカードたちを紹介していきます。
今回のデッキはおそらく皆さん使ったことのないカードがいっぱいあると思いますので使い方を含めて紹介していきたいと思います。
盾持ちゴブリン/臆病じゃない金鶏
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無色の1コスト枠ミニオンたち。
基本的には1ターン目に出してベースにするか、チャンプブロック用の壁にするかの2択なので基本的には《盾持ちゴブリン》の方が優秀です。
《「勇気奮わす者」ウォレス》がいると殴りに行けるようになるので、覚えておくと吉。
あとごくまれに《臆病じゃない金鶏》がDP1で殴りに行きます。
マッドジャガード
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破壊時にフォースを回復できるため、《ミノタウロス》を少しでも延命させるために採用。
DPが1あるので、殴って返しに《ウロボロス》で起こして相打ちブロック、《ミノタウロス》を回復、という流れが序盤の美しい動きですね。
2コスト枠かつ使いやすいミニオンです。
ダンシング・カトラス
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相手のターンでBPパンプされるため、《ウロボロス》とかなり相性が良いです。
BP400になれるため、《魔力喰い》と相打ちをとれるのが強み。
序盤は積極的に場に残したいミニオンですね。
ボム・ウィスプ
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最強のアグロ対策。
こいつが立つだけでアグロは2ターンぐらい止まります。
「魔力ケイラ」相手であれば、積極的にマリガンで拾っていきましょう。
ただ、《バインディングローズ》で寝かせられるとチャンプブロックできなくなるので過信は禁物。
ハーミットホルンクラブ
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DPが2あるので、中盤の削りにかなり役立ちます。
また、BP500なので《魔力喰い》を一方的に取れるので採用。
デメリットは《ウロボロス》で帳消し。
エレキタマス
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最強の小型ミニオン破壊その2
こちらはタイムラグがないので、手札から出てきていきなり相手のミニオンを1~2体もっていけます。
BP500あるのも超優秀。
範囲が狭い気もしますが、「魔力ケイラ」に採用されるミニオンは半分ぐらいががBP200以下なのである程度機能します。
「魔力ケイラ」相手の場合はマリガンで積極的に残していきましょう。
雷龍ライトニングフォール
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無色ミニオンならなんでも消せるため、相手の《魔力喰い》や《災厄竜ダスカース》を対象にして出しましょう。
特に《災厄竜ダスカース》は早期召喚されるとどうしようもないため、対策カードとしてできるだけキープしたいカードです。
使いどころには要注意。
フライング・クロース
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こいつなんぞや?
って思う人もいると思う、というか大半だと思いますが、結構強いです。
「潜入」というワード能力はこいつしかもっていないのですが、その能力は
「このミニオンは同じコストのミニオン以外にブロックされない。」というもの。
さて、ということはこいつは5コストのミニオン以外にブロックされないのですが、5コストのミニオンを思い浮かべてみましょう。
・・・ないんではないでしょうか?
そう、5コストのミニオンはパワーが低めのカードかちょっと癖の強いカードしかなく、採用率は低いのです。
多分、いても《幸運のドリンキング・バニー》《モルフェオ「トイプー」》ぐらい。
よって、「魔力ケイラ」以外のデッキに対しては、このミニオンでちまちまと本体を殴り続けて勝つ戦法が取れるのです。
ただし、5コストなので《ビームスマッシャー》で取られるのには注意。
なんならBP300なので《ボム・ウィスプ》《ボム・ウォール》でも破壊されます。
「勇気奮わす者」ウォレス
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説明不要の強さ。
BP/DPパンプはどの場面でも強いです。
前述した《フライング・クロース》がDP2で殴りに行けたり、《盾持ちゴブリン》などがDPを持って殴りに行けたりと、ミッドレンジ系のデッキでは間違いなく採用されるでしょう。
このミニオン自身もDP2持っているので、自身で殴りに行っても強いです。
災厄竜ダスカース
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実質3コストぐらいで出てくるくそでかドラゴン。
「魔力ケイラ」は性質上ミニオンが場に並ぶので、このカードを低コストで出せます。
相手の《災厄竜ダスカース》に対しても相打ちを取りに行けるため採用。
DPも高いので殴り要員でもあります。
「反射の巨人」クリスタル・ベイル
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相手の《バインディングローズ》をかわすためだけに投入されたカード。
正直あんまり使わないけど、《災厄竜ダスカース》を上から抑えられるので出せれば強いです。
入れ替え候補の1枚。
「運命の図柄を描く者」ラケシス
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このデッキのフィニッシャー。
レベルの高いAIはなぜかフォースのライフを1残して置く動きをよくするので、ライフが1残ったフォースを回復させるだけではなく、相手に大ダメージを与えることができます。
また、相手のライフを1にして、最後の詰めに《フライング・クロース》をベースから引っ張り出して殴る、というワンショットキルができます。
「魔力ケイラ」以外のデッキに対しての勝ち筋になります。
3枚に増やしたいけど持ってないんだよね・・・
1カラットラット
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DPを持つベース。
デッキ圧縮に役立ちますね。
また、ベースが0枚のデッキだと、相手にフォースを割られたときにアドバンテージがハンドしか得られないため、このカードを入れておくことでテンポもある程度回復することができます。
総じて優秀なベースですね。
まとめ
というわけでデッキ紹介2回目でした。
正直ネタデッキとして作ったのですが、「魔力ケイラ」に対して後攻からでもまくれるため、苦しんでいる方は騙されたと思って使ってみてはいかがでしょうか。
また、白を足して《三ヵ国連合参謀長ダイスラー》で《ミノタウロス》を守る型もあるようですので、色々と自分好みにカスタマイズしてみると面白いかもしれません。
というか、無色のデッキなので好きにカスタマイズできるのもこのデッキの良いところですね。
おまけ
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このデッキでMASTERになれました。
おまけその2(対戦動画)
魔力ケイラに先攻取られて、2ターン魔力喰い×2体という絶望的状況でまくれる無色ミッドレンジ最強か?まあ、AIの謎挙動に助けられてる感もあるけど・・・。あと早送り音声が面白い https://t.co/2dPEkqPGGf #ゼノンザード pic.twitter.com/V9rTC5Wuxy
— ばっち (@vatch_px) 2019年5月13日
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ゼノンザード攻略記事をまとめたページです。
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