本日、Appleによるプロダクト発表イベントがありました。
多分、みんな新しいデバイスやハードウェアについての新情報を期待していたのではないか、と思いますが、結論ハードの発表はありませんでした。
全てサービスの発表だったため、ちょっとがっかりしたのは事実です・・・。
しかし、面白そうなサービスの発表もありましたので、ちょっと内容をまとめてみます。
発表サービスまとめ
Apple News+
すでに「Apple News」というサービスが存在しますが、それの強化版!みたいな感じです。
元々50種類の雑誌程度しか読めなかったようですが、今回は300種類を超える雑誌や新聞が読み放題となるそうです。
価格は月額10ドル(約1080円)のようです。
また、1アカウント契約したら最大6人の家族と共有できるようです。
まあ、おま国なんですけどね。
サービス開始国はアメリカ・カナダ・オーストラリア・イギリスの4か国。
日本はまだまだ先になりそうです。
ファミ通とか、日刊ソフトウェアとか、日刊Linuxとか、週刊ベースボールとか、あとはデイリー新聞とか読めたらいいけどなあ・・・。
Apple Card
Appleがゴールドマン・サックスとマスターカードと手を組んでつくったクレジットカードのようです。
Appleのタブレットデバイスなどで明細や利用グラフ、はたまた金額上限の設定などもできるようになり、いちいちブラウザ経由で明細書を確認しないといけないクレカのデメリットから解放されます。
デザインもシンプルでよい感じ。
基本的にはApple Pay対応店舗で利用できるようですが、対応していない店でもクレジットカードの機能があるため、クレカ決済できるようです。
カード番号やCVV番号、有効期限の記載もなく、落としたり覗かれたりして番号が流出する、という心配もなさそうです。
また、ポイント還元率は2%、AppleStoreでの買い物の場合は3%の予定です。
App Storeの買い物でもポイントつくんでしょうかね?
何よりカード自体がなかなかいいデザインなので、とりあえず持っておきたい、という人は多そう。
Apple Arcade
クラウドゲーミングの波が来ています。
とはいえ、こちらのサービスはゲーム本体をストリーミング配信するのではなく、月額いくらかを払うことで、指定されたゲームが遊び放題!みたいなサービスのようです。
iOSとmacOSとtvOSに対応とのことで、家ではMac、外出先でiOSデバイスでゲーム、みたいなことも可能そう。
ダウンロードにも対応しており、電波の弱い地下鉄とかでもあらかじめゲームをダウンロードしておくことで快適にプレイ可能。
今年秋に100以上のゲームと同時にローンチされる予定とのことで、配信されるゲームによってはかなり期待できるサービスになりそうです。
Apple TVアプリ
以前からリークされていた、Netflixのような動画配信サービスです。
「Apple TV+」や「Apple TV Channels」を視聴することができます。
多くのデバイスに対応し、「Apple TV アプリ」を通じてサービスを享受することが可能なようです。
どのようなコンテンツが配信されるのかは非常に楽しみですね。
配信番組によってはPrimeビデオ、Netflixやhulu、DAZNなんかと競合する可能性がありますが・・・
あとがき
というわけで今回のApple発表会はサービスの発表のみでした。
iPhoneSEの発表やiPad Airやminiの機能紹介などがあるのかと思いましたが、そのようなものはなく。
ハードが目的だった人には少し物足りない発表会だったでしょう。
個人的に気になるのは「Apple Card」ですかね。
還元率や年会費なんかによっては1つ持っておきたいと思いました。
それでは!
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