【2019年7月】CentOS7にyumを使ってNGINXの最新版をインストールする手順

Linux
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久しぶりの備忘録でございます。

前にソースインストールによってnginxの最新版をインストールする方法をまとめましたが、やはり世代管理をyumに任せるほうが楽なのでできるだけyumを使ってインストールしたい。

でもbaseとかepelとかのリポジトリは微妙に古いものしかない。

ということで、今回はリポジトリ作成から手順をまとめてみようと思います。

 

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NGINXインストール手順

基本的には公式サイトの手順に従います。

 

yum-utilsのインストール

公式サイトの手順によると、前提としてyum-utilsを入れろって書いてありましたのでインストールします。

ちなみに、yum-utilsとはyumの機能を拡張するようなライブラリ?みたいな感じのものです。

よく知らん。

# yum install yum-utils

インストール:
   yum-utils.noarch 0:1.1.31-50.el7
依存性関連をインストールしました:
   libxml2-python.x86_64 0:2.9.1-6.el7_2.3                  python-chardet.noarch 0:2.2.1-1.el7_1
   python-kitchen.noarch 0:1.1.1-5.el7
完了しました!

yumをyumで入れるってなんか変な感じしますが、まあ良いでしょう。

 

リポジトリの作成

次に、nginxをインストールする用のリポジトリを作成します。

てっきりどっかからhttpで取ってくるのかと思ったけど普通に自分で作るんですね。

# vi /etc/yum.repos.d/nginx.repo

viで以下の内容をコピペします。

 [nginx-stable]
 name=nginx stable repo
 baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/
 gpgcheck=1
 enabled=1
 gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key

 [nginx-mainline]
 name=nginx mainline repo
 baseurl=http://nginx.org/packages/mainline/centos/$releasever/$basearch/
 gpgcheck=1
 enabled=0
 gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key

ちなみに、デフォルトではnginx-stableのenabledが1になっていますが、nginx-stableにて管理しているnginxは安定稼働版のようです。

本当に最新が使いたい場合はmainlineをenableすることをお勧めします。

 

nginxのyumインストール

リポジトリを作成したので、これでnginxの最新版をyumでインストールできるようになっているはずです。

ので、yumでインストールしてみましょう。

# yum install nginx --enablerepo nginx-mainline

インストール:
   nginx.x86_64 1:1.17.2-1.el7.ngx
 完了しました!

今回はnginx-mainlineを使ってインストールしています。

2019年7月26日現在、バージョン1.17.2が最新になっています。

それがyumでもインストールできていることが確認できますね。

 

まとめ

  • yumでもNGINXの最新版がインストールできます
  • リポジトリの作成を忘れずに
  • おすすめはnginx-mainline

pythonでcgi作る検証をしたかったので今回nginxの最新版からインストールしてみました。

apacheでもよかったのですが、やっぱり動作が軽快なnginxのほうが好きですね。

でもapacheもだいぶ軽くなってきてるんだっけ?

情報が2.2系のバージョンで止まっているから全然わからん・・・

 

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