久しぶりの備忘録でございます。
前にソースインストールによってnginxの最新版をインストールする方法をまとめましたが、やはり世代管理をyumに任せるほうが楽なのでできるだけyumを使ってインストールしたい。
でもbaseとかepelとかのリポジトリは微妙に古いものしかない。
ということで、今回はリポジトリ作成から手順をまとめてみようと思います。
NGINXインストール手順
基本的には公式サイトの手順に従います。
yum-utilsのインストール
公式サイトの手順によると、前提としてyum-utilsを入れろって書いてありましたのでインストールします。
ちなみに、yum-utilsとはyumの機能を拡張するようなライブラリ?みたいな感じのものです。
よく知らん。
# yum install yum-utils インストール: yum-utils.noarch 0:1.1.31-50.el7 依存性関連をインストールしました: libxml2-python.x86_64 0:2.9.1-6.el7_2.3 python-chardet.noarch 0:2.2.1-1.el7_1 python-kitchen.noarch 0:1.1.1-5.el7 完了しました!
yumをyumで入れるってなんか変な感じしますが、まあ良いでしょう。
リポジトリの作成
次に、nginxをインストールする用のリポジトリを作成します。
てっきりどっかからhttpで取ってくるのかと思ったけど普通に自分で作るんですね。
# vi /etc/yum.repos.d/nginx.repo
viで以下の内容をコピペします。
[nginx-stable] name=nginx stable repo baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/ gpgcheck=1 enabled=1 gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key [nginx-mainline] name=nginx mainline repo baseurl=http://nginx.org/packages/mainline/centos/$releasever/$basearch/ gpgcheck=1 enabled=0 gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key
ちなみに、デフォルトではnginx-stableのenabledが1になっていますが、nginx-stableにて管理しているnginxは安定稼働版のようです。
本当に最新が使いたい場合はmainlineをenableすることをお勧めします。
nginxのyumインストール
リポジトリを作成したので、これでnginxの最新版をyumでインストールできるようになっているはずです。
ので、yumでインストールしてみましょう。
# yum install nginx --enablerepo nginx-mainline インストール: nginx.x86_64 1:1.17.2-1.el7.ngx 完了しました!
今回はnginx-mainlineを使ってインストールしています。
2019年7月26日現在、バージョン1.17.2が最新になっています。
それがyumでもインストールできていることが確認できますね。
まとめ
- yumでもNGINXの最新版がインストールできます
- リポジトリの作成を忘れずに
- おすすめはnginx-mainline
pythonでcgi作る検証をしたかったので今回nginxの最新版からインストールしてみました。
apacheでもよかったのですが、やっぱり動作が軽快なnginxのほうが好きですね。
でもapacheもだいぶ軽くなってきてるんだっけ?
情報が2.2系のバージョンで止まっているから全然わからん・・・
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